MENU

子どもの集中力低下を防ぐ!原因と改善、各ご家庭のNG行動集を紹介

「うちの子は何をさせても集中できない」「勉強もおろそかになってしまう」、大人でも持続させるのが難しい集中力。お子さんの集中力のなさにはどうやってアプローチしていけばいいのでしょう。ここでは、集中力が低下する原因や改善策、各ご家庭で実際に取り組んでいる方法などをご紹介します。

TOC

子どもの集中力が続かない・低下する4つの原因と改善法

まずはじめに、子どもの性格や特性について分析していきましょう。「学習に対する集中時間」とは、「年齢+1」分だと言われています(引用元:The University of North Carolina at Chapel Hill|Attention span for learning = chronological age + 1)。つまり、5歳児の集中力は6分が限界。そもそも集中力が続かなくても、「そういうものなのだ」という心算は大切です。

集中力のあるタイプ・ないタイプ

人間には大きく分けて「集中力があるタイプ」と「ないタイプ」の二つがあります。正確には、集中力の向く方向が違う2種類です。言い方を変えると、「集中型」と「拡散型」。集中型の場合は、先天的に集中力が高い特性があり、自分の興味のあることに関しては抜群の集中力を発揮します。また、「短時間で宿題をこなさなければいけない」など必要性に迫られることで、抜群の集中力を発揮することもあります。好きなものに触れると永遠に没頭する・話が聞こえない、偏った教科ではあるが成績が優秀、などが当てはまります。
それに対し拡散型は、より繊細に周りの人々や環境のが気になるタイプ。環境が整わない限り没頭できないため、集中力があまり高くないと言われてしまいます。しかし、見方を変えれば、「洞察力」「観察眼」に長けています。将来的にはたいお客様へのケアが要のサービス業等にフィットする特徴の傾向です。
さまざまな特性や個人差がある集中力。集中力がない、と一刀両断せず、見方やアプローチを変えて、対応できるのが理想です。それでは、先天的な性格や特性以外で起こる集中力低下の原因とその対処をご紹介します。

子どもの集中力が続かない原因その1「気が散る環境」

子供が勉強をする学習机を見てみましょう。綺麗に整えられていますか?「部屋の乱れは心の乱れ」と昔から言いますが、学習机が整っていない=学校の机やロッカーの中もぐちゃぐちゃの可能性大。必要なものがすぐ見つからない環境は、頭の整理にも関わります。整理整頓を習慣づけると、様々な物事の整理に応用できます。同時に、「人のふり見て我がふり直せ」です。子供にちゃんと背中を見せるため、親御さんの過ごす環境も整理整頓できると、「こうやって環境を整えるのか」と無意識に子どもの頭の中で洗脳されていきます。

また、スマホやゲーム、漫画なども気が散る原因です。できれば目の届く場所から隠すようにしましょう。見たい・やりたい気持ちが抑えられないで困っている子どもの場合は、時間を決めて終了させるルール作りも大切です。また、学習机に向かって一人で勉強させるのがうまくいかない・不安な場合は、思い切って学習机ではなく、リビングのテーブルで宿題などをさせるのも効果的です。
無音の環境も、人間の「音を探してしまう」という習性が悪く働き、注意散漫の元になります。適度に雑音が聞こえる環境をつくってあげましょう。

子どもの集中力が続かない原因その2「睡眠不足」

子どもも大人も共通して集中力に大きく影響するのが睡眠時間。睡眠不足は集中力の低下のみならず、成長の遅れや食欲不振などに繋がる恐れがあります。22時には就寝するよう習慣づけましょう。子どもの寝つきが悪い場合は、食後のちょっとした運動(ウォーキングやストレッチ等)や照明の色味の調整などもおすすめです。規則的な生活リズムづくりを意識しましょう。

子どもの集中力が続かない原因その3「食事の問題」

睡眠と同じくらい、栄養バランスのとれた食事も大切です。とくに、カルシウムやマグネシウム、ビタミンCといった栄養素が不足してしまうと、集中力の低下を招く恐れがあります。また、水分不足、鉄分不足も血液の流れを滞らせるため、結果集中力の低下に繋がります。
子どもの集中力を高めるのに期待できる栄養素はブドウ糖、DHA(ドコサヘキサエン酸)、鉄分です。ブドウ糖は、炭水化物から取れるので、ご飯やパン、穀物などから摂取しましょう。また、「頭が良くなる」という歌詞で有名なDHAは魚の鮪や鮭、いわしから摂取できます。血液の量に関わってくる鉄分は、豚肉やレバー、あさり、納豆などに含有されています。

また、朝ごはんを抜くと、脳のエネルギー不足によりイライラやケアレスミス、集中力の低下が懸念されます。朝ごはんの理想はお米を食べる「ごはん食」。ご飯と納豆、みそ汁。もしくはパンとベーコンエッグなど、偏らないバランスのとれた朝ごはんを意識しましょう。

子どもの集中力が続かない原因その4「湿度・温度が不適切」

生活環境で湿度や気温が極端だと、大人でもいやになりますね。寒すぎる、暑すぎる、乾燥している、じめじめしすぎ、など下手すると体調不良に繋がる原因もありますので、管理を気をつけましょう。室内の温度は25度程度、湿度は夏であれば40〜50%、冬であれば45〜60%ほどの設定にするよう心がけましょう。

子どもの集中力を高めるいろいろな習い事・ツール紹介

ここからは子どもの集中力を高める具体的な習い事やツールなどをご紹介します。

脳を活性化させるジグソーパズルやボードゲーム

小さい頃から触れてきた思い出があるであろうジグソーパズルやボードゲーム。これらは脳を活性化させ、子どもの集中力・記憶力を高める効果を持つと考えられています。小さなピースを指先で触ったり、次の一手を脳をフル回転させて考えたり、大人でも頭を使いますね。まずは好きなキャラクターのもので少ないピースのものからはじめて、少しずつレベルアップを図りましょう。
少し年上の子どもであれば、大人と一緒にできるボードゲームに挑戦させてみましょう。もちろん、大人はまずは手加減してください。楽しませること・勝った時の喜びを覚えさせることが重要です。そのうち手加減なしでも負けるようなことが起こるかもしれません。

指先を正確に動かす折り紙

折り紙は指先を正確に細かく動かすことでできあがります。お手本どおりに折り紙をつくることは集中力を必要とし、さらには想像力も養える可能性があります。また、さまざまな折り紙の折り方を覚えることで、記憶力の向上にもつながります。シンプルですが、メリットの多い遊びです。

そろばんで暗算力を向上させる

親御さん世代もご経験の多い「そろばん」は、ピアノのように指を動かす作業が必要になり、集中力アップに効果的です。珠を弾く動作だけでなく、先生の式を傾聴し、たくさんの桁数を正確に素早く暗算するには、相当な集中力を要します。最初は3桁程度の簡単な足し算から、徐々に複雑な掛け算や割り算なども解けるようになります。友人と共に通うことで、競争しながら楽しく進められるのが理想です。

コミュニケーション能力・表現力等も上げる演劇

海外では日本で言う美術や音楽のように、盛んに取り入れられている「演劇教育」。演劇ではコミュニケーション力・表現力・集中力・想像力をあげられるといわれています。日本の文部科学省の実施した芸術表現体験活動のレポートによると、「課題を乗り越えることに対して、全体で助け合うという様子が見られ、児童同士の関係性がよりよいものになった。また、聞く態度にも変化が見られた。非常に高い集中力を長時間保持できるようになった。」とあります。(引用元:文部科学省|子どもたちのコミュニケーション能力を育むために

日本の学校教育で演劇に演者として触れることは今すぐにはできないかもしれませんが、子供向けの劇団やミュージカルへの出演も、子どもの能力の向上や、さらには新たな才能の開花にもつながるやもしれません。

心身をともに鍛える定番の水泳

体温よりも低い水温での水泳は体力をつけられる・空間認識能力が向上する、体温調節にも慣れ、風邪をひきにくくなるとう身体的なメリットがあります。また、手を休めたりさぼってしまうと水に沈むという危機感から、一生懸命に泳ぐことによって集中力がつきます。

脳の発達を促す楽器の演奏

子どもにとって、楽器を演奏することも集中力アップに効果的です。指を正しく動かす、細かく素早く動かすなどで脳への良い刺激と発達につながり、また、暗譜する=記憶力向上にも役立ちます。小さいころからのトレーニングで絶対音感になれることもあるといいます。オススメの楽器の習い事は、ピアノや ギター、エレクトーン、バイオリン、ドラムが挙がります。

子どもの集中力を改善したい!各ご家庭のNG行動集

ここまで集中力定価の原因や対処法をご紹介してきました。取り入れられる方法は見つかりましたか?最後に、実際のご家庭がしてしまったNG行動をご紹介していきます。

20組以上のご家庭へアンケート!子供の集中力を削いだNG行動

①集中しない子どもに向かって、しつこく言う、考えを押し付ける

・集中力がなく、勉強しなさいと言い続けて失敗
・子どものせいにせず、集中力がない原因を探るべきだった
・勉強しなさいとか何々しなさいとか、親の考えを押しつけてしまった
・口うるさく責め立てたので、勉強など放棄する結果になり、もっと悪化させた
・つい感情的に一方的に怒ってしまい、もっと良く話を聞いてあげればよかったと後悔
・失敗したことに対して親がダメ出しした結果、次からやる気も集中力も失った

②子どものキャパオーバー

・こどものキャパにあっていない量のお勉強を出していたことにしばらくきづけなかった
・年齢とお勉強のレベルがあっていなかったらしく、無理やりやらされている感じだった
・本人がやろうとしていたことを、先にこうしたらと口出ししてしまった。一生懸命やっていたのに、放棄する結果に。
・やるべきことを書き出して、計画を立てると、その計画だけをみて「できる気がしない。無理。」といってやらない。「こんなにできない><」とパニックに

④言い分を聞かない、強制終了は失敗…

・言い分を聞かずに怒ったり、その場をみていないのに決めつけてしまったことがありました
・約束の時間だからと、DVDを強制終了したのは、よくなかったです。今は、時間だよと声をかけて、キリが良いところまでをお互い確認するようにして、オンオフのメリハリをつけようにしています

「子どもの集中力低下を防ぐ!原因と改善、各ご家庭のNG行動集を紹介」まとめ

最後に、この記事でお伝えした「子どもの集中力が続かない」お悩みについてまとめます。まずは、集中力が続かない・低下する4つの原因と改善法。「気が散る環境を整える」「睡眠不足を改善する」「栄養バランスのとれた食事と朝ごはん」「湿度・温度を適温に」でした。また、集中力工場が期待できる習い事・ツールは、ジグソーパズルやボードゲーム、折り紙、そろばん、水泳など多岐に渡ります。

子どもの性格は十人十色。試行錯誤はつきものですが、いろいろなツールを試し、子どもにあった方法で、各種能力の向上に努めましょう。今回ご紹介した内容が、少しでも育児のお力になれれば幸いです。

Let's share this post!

Author of this article

Comments

To comment

TOC
閉じる